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ミネラルバランス

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6 崩れやすいミネラルバランス

 

 「敗戦直後の病人は玄米と少しの野菜だけで病気が治ったが、昭和45年頃からだんだん食べ物だけでは効かなくなってきた」(森下敬一先生)

 

 「アメリカのゲルソン博士が食事療法を始めて10年くらいは非常によく病気が治ったが、その後治らなくなった。土壌を調査して微量要素に関心を持って土作りをすると病気がまた治りだした」(中嶋常允先生)

 

 「我々は食べ物の範囲を限定していただけで、患者さんが食べておられる農作物自体の内容を吟味していなかった。本当にミネラルをしっかり持っているパワーのある食べ物かどうかまでは介入していなかった。これをチェックすることで、溶毒と排毒作用にもつながり、テキメンに効くでしょうね」(森下敬一先生)

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 このように、農作物のミネラルバランスが崩れつつあることを両先生が指摘されている。そして中嶋常允先生は次のようにも述べておられる。

  • 枯れかけた老木は土壌や気候、とくに栄養分の供給が不適切であり、栄養バランスの回復でよみがえる。植物、とくに樹木は永遠とも思える生命力を秘めている。

  • 本来野菜は成分的にバランスがとれている。そういうトマトは水に浸けると沈むがそうでないトマトは全部浮く。

  • かつて微量ミネラルは食べ物にバランス良く含まれていた。現在の作物には窒素分などが大量に含まれ、微量ミネラル含有量が明らかに減ってきた。(日本の耕地を土壌分析すると、三大栄養素の窒素、リン酸、カリが過剰で、しかも微量ミネラルが不足しているケースが圧倒的に多い)

  • 微量ミネラルが豊富にあれば三大栄養素だけで立派な作物がとれるが、作物が吸収して微量ミネラルが不足すると、人も野菜も健康な状態ではなくなる。疲れやすく抵抗力も落ちて、作物は病気になったり害虫がつきやすくなるため農薬が多用され、野菜や果物が安心して食べられない。(あるイチゴ農家で、数年前まで家族中風邪をひいていたが、土作りを教えてもらってからは風邪をひかないという)

  • 作物は土壌中から、その品種に合った栄養素を選んで吸収する。例えば小豆は亜鉛やセレン、大根やキャベツなどの十字科の植物はホウ素を選んで吸収する。連作で土壌中の特定の微量ミネラルが少なくなってバランスが崩れると微生物の種類が少なくなり、フローラ(菌叢=グループ)に偏って静菌効果(微生物間の相互生育を抑えてフローラの単純化を防ぐ効果)が弱まって土壌病害菌の攻撃を受けやすくなる。不足した微量ミネラルを補給するとそれを防げる。

  • 最近の野菜は香りが少ないと気づく人が多いだろうが、作物の香りにはフィトンチットという害虫を遠ざける植物の防御成分が含まれている。栄養バランスが偏れば香りが少なくなって害虫にやられやすいが、バランスがとれていれば生体防御が働き病気にならず害虫もつかない。

  • 北海道東川町で栽培されるホウレン草は微量ミネラルを充分に含んで栄養バランスがよく、無加温ビニールハウス内で冬のマイナス20℃にも耐える。

  • ミネラル農法で指導している野菜や果実を専門に扱っているレストランにご一緒したある人が、「野菜とはこんなにおいしいものですか」と驚かれた。

  • 子供がピーマンを嫌うのは苦くてまずいから、まずいのは栄養バランスが完璧でないから。多くのナスは切るとアクが出るが、ミネラル農法で栽培したナスはアクが全然出ない。アクが出るのは土壌の窒素が過剰であるから。

 (以上、中嶋常允著「食べ物で若返り、元気で百歳」2000年地湧社刊より)

 

 以上の諸点を振り返ると、日常我々が食しているものは果たしてどれだけミネラルバランスがとれているのだろうか。ミネラル農法で栽培された証明があれば安心できるだろうが、そうでないケースがほとんどであろう。

 残念ながら現状は、ミネラルバランスを崩しやすいと心得るべきであろう。

 

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